あのときそのときの「またあえるかな」のはなし
まとまらないけど、書き残しておきます。なんならこの記事タイトルさえピンときてないけど。自分語り多いし。
まとまるまで考えてたら、上げるタイミングを無くすと思うから。
年末に、みっぴこと桜井美里の卒業公演がありました。
セットリストはこちら。
僕は2部を配信で見ていました。
本編は、6人でステージに立つ時間を名残惜しみながらも楽しむ感じで、アンコールが、卒業のセレモニー。
いま冷静に思い返すと、みっぴの作った構成は本当におみごとだった。
そして6人全員が、その時間その時間の意味を同じように理解して思いを共有していることが見て取れて、
そんな卒業公演を見せていただいて、幸せでした。悲しいとかさびしいとかの感情じゃなく、もうただ泣けた。
アンコールのさいごの曲「ボクエール」については、少し前に書きました。
まあまあ大容量なので、それはまた気が向いたときにどうぞ。ボクエールのこと書いといてよかったな、と今また思ってます。
はい。で、本題。
ラストの一つ前の曲が「またあえるかな」でした。エビ中の安本さんのソロ曲のカバー。MCで次にうたう曲を紹介された瞬間は驚きました。
驚いたけど、そっかなるほど。とすぐに思い至りました。
ここにこれをもってくるのは、みっぴにしかできないな、と。
こんなことされたら絶対に今日を忘れられなくなるな、と。
みっぴのブログ。
そして、安本彩花さんの「またあえるかな」を歌わせていただきました!
大好きな曲であり、今回6人で歌いたいと私のわがままで歌わせていただきました🙏
今回6人で、ってあるけど、みっぴは以前、ひとりでこの曲を披露したことがあって。
2017年12月7日のこと。セトリはこちら。リアタイでは知らないけれど、このライブの動画はフルで見たことがあります。
その「またあえるかな」を選曲したときのエピソードを、ライブ中のMCでも嬉しそうに話していたんだけど、みっぴのブログにも書かれています。
いちばん大好きな憧れの先輩が、「私の曲をうたってみたら?」ってすすめてくれるんですよ。そのときの気持ち、想像できます?
読んでいただいたら、ついでにその、全身あやちゃんでソロコンに行くみっぴのブログもどうぞ。
そしてやっぱり、「卒業公演」+「またあえるかな」ってことは、
セトリや演出を決めたみっぴの脳裏には、
あのシーンもあったんじゃないかな、と思います。あったらいいな、と。
ここから話が飛んで、しかも自分語り度が格段に上がるんですけど、
自分語りで申しわけない。
僕は、エビ中メンバーのなかではじめて興味を持ったひとが安本彩花さん、
はじめてちゃんと見た安本さんの映像が、
2014年4月15日「私立恵比寿中学合同出発式~今、君がここにいる~」の、
校舎を模したステージセットのテラスに腰掛けて「またあえるかな」を歌うシーンでした。
順を追って語らせてください。
発端は、2014年10月10日の、ももクロ公式Ustream。
れにちゃんが、川上さんに「自分の代わりはこの子がいい、とかある?」って話を振られて、出した名前が安本さんでした。
動画が手元にあったので、上げます。これ。
そのときは、ふーん、ってくらいで特段気に留めてなかったんだけど、
数日後、ナタリーの記事にこんなのを見つけて、
──百田さんがセンターとして、ほかの子のポジションには意図があるんですか?
理事長 あの並び、偶然じゃないんですよ。夏菜子は初めっからセンターです。夏菜子がセンターで、れにちゃんが左の一番端、あと右の一番端が安本彩花。この3人だけは決まってる。
百田 三角形は決まってるんだ!
理事長 そう、この三角形は決まってる。
「スターダストのアイドル部門」に、替えの利かない3つのピースとして、
理事長は、百田夏菜子、高城れにとともに、安本彩花の名前を挙げていたのでした。
高城れに推しの僕は、この2連コンボで俄然「安本彩花」というひとが気になり始めて、安本さんの動画を漁りました。
すぐに見つかったのが、合同出発式の「またあえるかな」。当時はYoutubeにありました。
今探したらYoutubeには無かった。けど紹介したいので、ロシアのサイトにあったのをリンクだけ載せます。なにぶんロシアなので、大丈夫だと思うけど自己責任で。
Yasumoto Ayaka - Mata Aeru Kana — 動画 | VK
そんな成り行きで僕は、
3人の卒業と新体制の船出というエビ中にとって大切なライブの、そのなかのただ一曲だけをひょんなことから目の当たりにして、
画面の中のひたすら優しさに満ちた光景に、これが安本さんかー・・とふるえたことを覚えてます。
結局いまだに、合同出発式の映像はその安本さんのシーン以外の部分は見たことないのですが、そんなわけで、安本さんの「またあえるかな」は、ひときわ記憶に濃いです。
で、もうひとつ話は変わって、
その「合同出発式」を、現場で見ていたミュージシャンがいました。
よかった。最高だった。このふたこと以外なにもいらないなと思った。転校する三人と転校しない六人と転入してきた二人の幸せを心から願います。あの場所にいられてよかった。
— 斉藤伸也 (@shytoshinya) 2014年4月15日
ukkaのオタクには説明不要でしょう。
「それは月曜日の9時のように」「ウノ-ウノ」を楽曲提供。さらに「can't go back summer」の編曲。たいへんお世話になっております!
数日後、伸也さんがtweetにあげたのが、これ。
【お知らせ】2014.4.15『私立恵比寿中学合同出発式〜今、君がここにいる〜』があまりに感動的だったので作りました。もしよかったら聴いてみてください。 またあえるかな/安本彩花(Cover) https://t.co/5xXecOyQag
— 斉藤伸也 (@shytoshinya) 2014年4月20日
www.youtube.com
これもまた、僕にはたまらないです。
ONIGAWARAさんの存在は少し前から知ってたけど、僕がこのカバーの動画を見つけたのは、「それ9」が出たあと。
ライブでまのあたりにして感じた衝動のままに、こんなの作ってそっとネットに置いとく伸也さん。素敵なオタクだなぁと。
なにかせずにはいられない気持ちにさせられる、ってときがあるんですよね。
結局なにを書きたいのか、いまいちまとまらないんだけど、
これ3つを別々の記事にしたほうがよかったかな。でも、
同じ楽曲に、直接じゃなく映像なのに3回も、こころ動かされて、
心から誰かのことを思ってうたう歌は、特別な力があるってことを改めて思い知りました。
女優の道へひとり踏み出したみっぴにも、
5人で目指す目標を高らかに掲げた新体制のukkaにも、
復帰を心に期して悪性リンパ腫とたたかう安本さんにも、
あたらしい風を取りいれる大きな決断をしたエビ中にも、
あたたかく実りある2021年になることを心から願って、
じゃあこれで新年最初のブログおわり!